安達町町勢要覧 -014/032page
智恵子が愛して やまなかった ふるさと安達
智恵子が光太郎ととも に散策し安達太良山 と阿武隈川を眺めた鞍石 山は 「智恵子の杜公園」 として整備され、二人の 純愛の世界に触れること ができる場所となってい ます。光太郎の詩集「智 恵子抄」 の中の 「樹下の 二人」〜あれが阿多多羅 山、あの光るのが阿武隈 川。ここはあなたの生ま れたふるさと、あの小さ な白壁の点々があなたの うちの酒庫〜の一節を刻 んだ詩碑のある 「詩碑の 丘」、二人が手を取り合っ て歩いた「愛の小径」、様々な彫刻が配 された 「彫刻の丘」、さらに展望台や広 場などもあります。かつて光太郎と智恵 子の純愛をはぐくんだ道には、今は家族 連れや恋人達が集い、やさしい時間を過 ごしています。
智恵子の豊かな感性に ふれてください
生家の裏手には、酒造をイメージして 造られた 「智恵子記念館」がありま す。ここには智恵子の作品の数々が展示 されており、その人生の軌跡とともに智 恵子の豊かな感性を静かに伝えています。