社会科副読本第3・4学年 わたしたちのきょう土 おおたま - 081/129page
しかし、住む人がふえたり、生活がゆたかになったりしてきたことで、年々、家などから出されるごみの量がふえてきました。そして、それにつれて、ごみのしまつにかかるお金もたいへん大きくなり、これまでの方法では、ごみのしまつが、たいへんむずかしくなってきました。
ごみをへらすどりょくそれまで、ごみとしてしまつされてきた物の中には、原料(げんりょう)として、何回もくり返し利用できる物(資源(しげん))がまざっていました。たとえば、もやされていた紙や、うめられていた空きびんです。これらはみな、再(ふたた)び、新しい紙やびんをつくることができる大切な資源です。ですから、ごみの中から、そういった再利用(さいりよう)(リサイクル)できる物を取り出していけば、ごみの量をへらしていくことができます。