社会科副読本第3・4学年 わたしたちのきょう土 おおたま - 104/129page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

風雪などのさい害をふせぐ

 人々の生活は、季節(きせつ)や気候(きこう)のじょうけんによって、いつさい害にあうかわかりません。そのさい害から、人の命やざいさんを守り、安心して生活ができるように、消防しょや村役場、県や国とれんらくをとり、話し合って、ふだんから、さい害のぼうしにつとめています。
 大玉村では、四月下じゅんから五月中じゅんと、十月下じゅんごろ、ときどきおそじもにあい、農作物に大きなひ害をおよぼすことがあって、農家の人々を困らせることがあります。

除雪しているようす
(除雪しているようす)

 また、一九八一年(昭和五十六年六月)に台風十五号が福島を横切ったとき、大玉村でも大きなひ害にあいました。ひ害がくは約四億三千万円にものぼりました。また一九八九年(平成元年八月)に台風十三号にみまわれ、ひ害がくは一億四千万円にたっしました。
 奥羽山脈のふもとにあって、冬は寒(さむ)く、大雪になることもある大玉村では、じょ雪などをして交通がみだれないように努力しています。


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は大玉村教育委員会に帰属します。
大玉村教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。