もとみや 小学校社会科副読本 - 076/101page
用水路(ようすいろ)の工夫と広がり
用水路は,どのように広がり,人々の生活を変(か)えてきたのでしょうか。 人々のねがいが通じてつくられた疏水(そすい)は,農業用水として,関下,青田,仁井田,本宮町南部を水田や畑に変えて,生活の向上(こうじょう)に役立ちました。また,その一部は,青田原疏水,安積(あさか)疏水とも合流し,地域(ちいき)の開発に役立ちました。今では,人々の飲み水はもちろん,工業用水にも使われています。水の町本宮といわれるまでに広がっている用水路や疏水は,先人の苦労や工夫があればこそできたものです。
もっとくわしく調べるために,見学したり,資料館に行ったりしてみましょう。