白沢村勢要覧 -024/038page
PLAN 21
[豊]
村づくりの基本は人づくり、と捉え、家庭・学校・地域社会が一体となった教育システムを構築。将来村の発展を担う子どもたちが、思いやりとあたたかい心、を持ち、さらに豊かな創造性や広い視野、行動力を育めるような教育環境を創出します。また、村民すべてが豊かで充実した生活を営み、情緒豊かな人間性を育めるよう、”だれでも・どこでも・いつでも”学べる生涯学習事業の拡充を図ります。さらに、村民の文化・体育活動の中から、村の風土に根ざした村民が誇れる「しらさわ文化」の創造に努めます。
[活]
村の産業は、農業主体から「田園工業都市」的な構造へと移行してきています。また、東北自動車道・磐越自動車道の郡山ジャンクションおよび4つのlCに囲まれ、経済県部・郡山市から車で30分といった立地の良さが、「文化緑農都市」という新たな白沢村像を芽生えさせつつあります。今後は、交通条件の飛躍的な向上も含め、広域的に優位な条件を生かした産業振興策を強化。地場の農産品など地域資源を最大限生かし、農・商・工が互いに連携した産業開発を推し進め、さらには新しく開発を進める産業と既存の産業との連携を図ります。また、時代に即した観光・レクリエーションの在り方を追求。魅力的な観光を振興させることで、所得向上や就業機会の拡大も図ります。これら産業振興策の基盤となる土地利用計画は、需要に応じた工場・住宅用地の確保、観光・レクリエーション施設の整備、中心的商業活動エリアの形成を主に、長期的な視野で取り組んでいきます。