白沢村勢要覧 -025/038page

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[夢]

 村にうるおいを運ぶ阿武隈川、阿武隈山系から連なる岩角山、高松山、岳山、堂平山などの美しい山並み、こうした自然資源は、村民みんなの共有財産です。
この豊かな自然を適切に保全し、有効利用を図るとともに、村民生活の拠点となる第1次・第2次生活圏のさらなる整備を推進。豊かな自然とそこに住む人が調和した”やすらぎと活気に満ちた文化緑農都市”をつくります。

[幸]

 年々社会構造が高度化、情報化、複雑化するに伴い、村民をとりまく環境も大きく変化しています。その適切な対応が求められる中、”健康と暮らしの安全の確保”を基本に、快適で健やかな人生を送れるような環境整備を推進。生活感のある福祉・保健・医療の充実をはじめ諸対策を進めて、快適で幸福な生き甲斐のある生活を確保、維持します。

 また、「第2次生活圏拠点開発」において重点的に整備した各施設は、村の中心的機能を果たす役割も担っています。そうした施設が、村民のあらゆる活動の場として活用されるために、各種団体の育成や住民参加の機会の確保にも努めます。そうして、みんなが参画し納得できる村づくりを行います。

[明]

 企業の進出や雇用促進住宅をはじめとする公営住宅の整備に伴い、新しい村民が増加し、核家族化が進行。そうした中、ともすれば薄れがちな地域コミュニティの重要性を再認識し、人情昧を大切にした地域づくりと時代に対応した新しいコミュニティの形成を図ります。また、年々拡大傾向にある財政状況を改善するため、自主財源の確保、計画的かつ効果的な財政運営を推進。行政は、村民との対話・ふれあいを大切に、内容の透明化を図り、親切・公平でわかりやすく迅速な運営に努めます。

泳ぐ子供

自然資源


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白沢村の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。