岩代町町勢要覧 -026/030page
「岩代町誕生」
昭和30年1月1日生まれ。
活力ある町を目指し、「岩代町」誕生。未来にはばたく町を目指し、
小浜町、新殿村、旭村と、太田村の
一部が合併。町名は一般公募で「岩代」に
決まりました。時代は明治に移り、明治9年8月に現在 の福島県が成立、岩代町では明治22年4月 1日の町村制施行と同時に小浜・新殿・旭・太 田村が誕生、小浜村は明治34年に町制を施 行、小浜町となりました。その後、日清・日露 戦争や相次ぐ凶作、鉄道の開通、電力供給、教育体制の変化な ど様々な時代の変化を経て、明治から大正、昭和へと時は移 り、さらに太平洋戦争敗戦の痛手からも立ち上がり、「岩代 町」の誕生へとつながります。
昭和28年9月1日に公布された町村合併促進法により、小 浜町、新殿村、旭村と、太田村の一部が合併して昭和30年1月 1日、新生「岩代町」が誕生しました。役場は小浜に設置さ れ、町名は一般公募の中から「岩代町」とすることが決定しま した。合併時の戸数は2,577戸、人口16,950人、町 の面積は96.72平方キロメートルでした(その後、昭和39年 に東和町との境界変更が認められ、98・42平方キロメート ルとなりました)。新生誕生した岩代町は10か年に及ぶ建設計画を策定し、活 力ある町づくりに着手しました。人口、雇用、所得・生活水準、 産業計画にまで多岐にわたり具体的に盛り込まれた計画は、 町振興の大きな原動力となりました。そして、社会構造の変 化とともに、その後も振興計画が立てられ、着々と豊かな住み よい町づくりが進められています。