平成13・14年度版 ふるさと郡山の歴史 -027/041page
行ってみよう『こおりやま文学の森』
【リサーチ】
1.「こおりやま文学の森」はどんなところ? (1)「こおりやま文学の森」をながめてみよう。 郡山駅前からバスに乗って焼く15分、郡山総合体育館前で下車すると、郡山文学の森に行くことができる。 この場所は、開拓の中心であり、当時を振り返って、「文学の森」という名前が付けられたんだ。
▲こおりやま文学の森 概要図(2)「文学資料館」はどんなところだろう? 「文学資料館」には、郡山市にゆかりのある作家を資料を展示する部屋がある。また、パソコンでは、 クイズなども楽しむこともできる。ぜひ一度、館内にあるたくさんの資料を見てみよう。
(3)「文学資料館」に展示してある作家を調べてみよう。
久米正雄、宮本百合子を始めとして、郡山市にゆかりのある9人の作家の資料が展示してある。 9人の作家について調べたり、作品を読んだりしてみよう。
作家名 主な作品 作家名 主な作品 久米 正雄 『学生時代』、『蛍草』、『破船』等 諏訪 三郎 『大地の朝』、『家』等 宮本百合子 『貧しき人々』、『伸子』、『藩州平野』等 中山 義秀 『厚物咲』、『残照』、『七色の花』等 石井 研堂 『明治事物起原』、『中浜万次郎』等 真船 豊 『鼬』、『山参道』、『白魚』等 高山 樗牛 『滝口入道』等 遠野辺 薫 『和紙』、『国土』等 鈴木善太郎 モルナール『リリオム』翻訳 等 (4)「久米正雄記念館」を見学しよう。 「久米正雄記念館」は、鎌倉で久米正雄が住んでいた家を開成山に移したものだ。ここには、大正、昭和時代を代表する多くの作家達が集まっていた。作家、久米正雄の生活の様子を味わってみよう。
▲久米正雄記念館2.地域に残る文学の跡を探してみよう
郡山市には、たくさんの文学碑が残っていて、郡山市の豊かな風土が育てた作家の活動を称えている。 近くにある文学碑などを探してみよう。
【フィールドワーク】
○こおりやま文学の森資料館 富田町3番5号 TEL991-9610・FAX991-7620
10:00〜17:00 ★休館日:毎週月曜日、月末、年末年始(12/28〜1/4)
バス:「総合体育館前」下車、徒歩1分 ★中学生以下は観覧料無料
○「貧しい人々の群」が刻まれた宮本百合子文学碑 開成山公園
○その他、市内には多数の文学碑がある。