わたしたちの郡山市-049/068page
ファン・ドールン銅像
ファン・ドールン
オランダのハルという町に生まれました。1872年,35歳の時に日本にまねかれ政府の土木技師となり,安積疏水をはじめ数多くの設計や建築に力を注ぎました。ファン・ドールンの銅像とおはか今からおよそ50年くらい前の太平洋戦争中の話です。兵器をつくるために,ファン・ドールンの銅像をさしだすように命じられました。しかし,郡山の人々はそんなことはできないと,銅像を山の中にうめてかくしてしまいました。その後,戦争が終わると人々は銅像をほりだし,もとの場所にたてました。
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昭和54年のことです。オランダの首都,アムステルダムにあったドールンのはかがいつのまにかなくなってしまいました。このことを知った郡山の人々はかなしみました。
そこでみんなでお金を集めて,アムステルダムに新しいおはかをつくりました。
ファン・ドールンの墓[アムステルダム]