1999 須賀川市勢要覧 「和 TAIWA」 -006/044page

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そこから始まる、まちへ。T A I W A

対話によるまちづくり


マーク
こころの時代へ向けて


* 市民の声

 平成8年8月、「対話の市政」を政治信条に掲げ、初登庁を果たした相楽市長は、早速、その公約の実現に取り組み、翌9月、全市民を対象とした「市民の声制度」を講じました。この制度は、市民と行政との信頼関係を築き上げるための新施策で、市民から寄せられた様々な意見などに対し、市がその対応策などを、詳しく本人や市民にお知らせするものです。

* 市民提案

 また平成10年4月には、好評を得た「市民の声制度」をさらに飛躍発展させた「市民提案制度」を発足させました。特に、「対話の市政」の切り札として誕生したこの制度は、市民からのまちづくりに対するアイデアや建設的な提案を、広く募り、厳密なる審査に基づき、その具現化に努めるとともに、その結果を本人へ詳しく回答するものであり、「対話の市政」の究極の手法として確立しています。

* 高齢者市政トーキング

 さらには、市政の最重要課題の一つである「高齢者のいきがいづくり」の一環として、市長が出向き、高齢者とひざを交えながら、市政全般にわたり意見交換する「高齢者市政トーキング」も、その生の声を市政に生かすという点では、「対話の市政」の新施策です。平成9年9月からスタートし、毎年、市内の7地区で精力的に展開されています。

* 情報公開

 一方、市民の知る権利も制度的に保障しています。それが、平成10年10月1日スタートの「情報公開制度」。開かれた公正で透明な市政を、市民に提供することにより、市政への理解を深めていただき、さらなる市政への市民参加を促進しようとするものです。

市庁舎前にある「市民の庭」
市庁舎前にある「市民の庭」

市民の庭にある「市民憲章碑」
市民の庭にある「市民憲章碑」

中学生200人が市民憲章碑に寄せた思い。そこに市民との対話の原点があります。


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