須賀川市人物読本 先人のあしあと -059/134page
宇津峰(うづみね)と塩田民吉郎(たみきちろう)
須賀川市街の高台から阿武隈高地の方を見ると、遠くに形の良い山が見えます。
この山が昔、たたかいのあった所として、国が持定した宇津峰です。
ハイキングで上野(うわの)の通りを東に進むと、低くて平らな浜尾の水田や果(か)じゅ園が広がってきます。春になると、もも、さくら、なし、りんごの花がみごとにさきます。
阿武隈川のさくらの名所、浜田公園は、春の花見や秋のいもに会でにぎわいます。阿武隈川は、大きく曲りながら江持の方へ流れていき、その川沿いにサイクリングコースがはしっています。
うづみね大橋を渡ると、だんだんとのぼり板になり、「芭蕉(ばしょう)の辻(つじ)」からは、小さな山を背(せ)にして農家が点々とあります。