須賀川市人物読本 先人のあしあと -060/134page

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 さくらなみ木を過ぎると桑畑(くわばたけ)が見えます。またゴルフ場のきれいなしばふや、市民の森も見えてきます。

 みどりの松とぞう木林にかこまれた登山口には、こんこんと清水(しみず)がわいています。この清水は、ウラン清水と呼ばれ有名です。

 ここから、山に登る道は、急な坂です。木々の間を汗(あせ)を流しながら登ると、やがて頂上につきます。

 ぱっと目の前が広くなり、せいせいとした良い気持ちになります。そこには、うづみね神社といわれる小さなやしろや千人だまりと呼ばれている小さな広場があります。ここが昔(南北朝時代)の宇津峰城のあとです。

 ここからは須賀川市や郡山市が見えます。また遠くの那須山や二岐山(ふたまたやま)、磐梯山、安達太良山などが見わたせます。さらに阿武隈川、東北自動車道、東北新幹線も見えます。

 福島空港も見え、これからは飛行機の時代なのかなと思われます。この宇津峰


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