須賀川市人物読本 先人のあしあと -109/134page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

ライかん者に一生をきさげた女医服部(はっとり)ケサ

 公立岩瀬病院の正門を入るとすぐ左がわに、三つの大きな碑(ひ)が立っています。そのまん中の碑には、女の人の顔と、その上に「頌徳(しょうとく)」の文字がきざまれています。

 碑の後ろにある、柿の木になったまっ赤な実が、秋の夕日に照(て)らされ、いっそう美しく輝(かがや)きます。女の人のほおも、夕やけにそまりながら、ふるさとにつつまれたようなやすらいだ顔にみえ

写真

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は須賀川市教育委員会に帰属します。
須賀川市教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。