さくら紀行 -003/010page

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SAKURA 4月上旬

福島県指定天然記念物

【古舘(ふるだて)のサクラ】

福島県指定天然記念物 古舘のサクラ

指定年月日
昭和51年5月4日

所有者(管理者)
大河原 徳光

所在の場所
福島県岩瀬郡長沼町大字桙衝字古館66番地の1

概 要
(1)樹種:エドヒガンのシダレ
(2)樹高:17メートル
(3)根周り:5.9メートル
(4)目通り幹周り:4.4メートル
(5)推定樹齢:450年

開花時期
4月上旬

その他指定及び登録
福島県緑の文化財(登録207号)

サクラの特徴
工ドヒガンのシダレとしては、福島県内 有数の巨木で、満開時には樹全体が白色に 近い淡いピンク色の花で覆われます。
この桜は、南北朝争乱の頃に当地を治め ていた二階堂家によって築城されたと伝え られる館跡の東に隣接するように立ってお り、木の根本に不動尊の石像が祀られてい ることから、不動様の桜とも呼ばれています。

交 通
《1》JR須賀川駅より長沼行き (矢田野経由)バス40分/古舘下車徒歩3分(福島交通)
《2》東北自動車道須賀川I.Cより 国道118号線を会津方面へ15分



[桙衝神社/ほこつきじんじゃ]

桙衝神社は、『廷喜式神名帳』に式内社の一つとして 登載されている由緒の古い神社です。
本殿の裏に位置する亀居山中腹には磐座(いわくら)も残されています。 社殿はすべて江戸時代に白河藩主によって寄進されたもので、 本殿(福烏県指定重要文化財)の他、拝殿、神楽殿、随神門 (以上、長沼町指定文化財)等が現存しています。
また、社殿内には江戸時代の初めから明治時代にかけて建物の修理や 屋根の葺き替えなどの経緯を示した棟札〈12枚:福島県指定重要文化財)や 奉納された絵馬(一対:長沼町指定文化財)等、 多くの文化財が今に伝えられています。


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掲載情報の著作権は長沼町に帰属します。
長沼町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。