さくら紀行 -007/010page

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SAKURA 4月中旬〜下旬

【長沼城址(ながぬまじょうし)の桜】

長沼城址の桜

所有者(管理者)
長沼町

所在の場所
福島県岩瀬郡長沼町大字長沼字日高見山地内(長沼城址)

概 要
(1)樹種:ソメイヨシノ、ヒガンザクラ、ヤマザクラ
(2)樹齢:80年
(3)本数:300本

開花時期
4月中旬〜下旬

サクラの特徴
お城山(長沼城址:長沼町指定史跡)に植 えられた種類の異なるおよそ300本ほどの 桜は、満開時ともなると競い合うかのように 全山を淡いピンク色に染め、訪れる人たちの 目を楽しませてくれます。
乱世風雲の時代が偲ばれる城址が淡いピン ク色に染まるとき、『山間の小さな城下町』に も遅い春が訪れます。

交 通
《1》JR須賀川駅より長沼行き バス60分/長沼小学校前下車徒歩1分(福島交通)
《2》JR郡山駅より長沼行きバス70分/長沼小学校前下車1分(福島交通)
《3》東北自動車道須賀川I.Cより国道118号線を会津方面へ25分



[長沼城址(長沼町指定史跡)]

戦国時代から江戸時代の最初にかけて栄えた中世の平山域で、 別名千代城とも牛臥城とも呼ばれています。
当時の長沼は、白河・岩瀬・会津・安積(今の郡山〉と通ずる 交通の要衝として抑えなければならない重要な場所であり、 戦国時代の群雄割拠の武将たちによる激しい攻防が幾度となく繰り返され、 長沼城も敵を迎え撃つための重要な基地として発展しました。
城址周辺には現在でも曲輪跡や濠跡が遺されており、 乱世風雲の時代の息吹が今も伝わってきます。


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掲載情報の著作権は長沼町に帰属します。
長沼町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。