第3・4学年社会科学習資料 わたしたちの玉川村 - 073/102page
4 郷土(きょうど)を開(ひら)いた人々
わたしたちの玉川村が、今のようになるまで、どんな人たちの努力(どりょく)や苦労(くろう)があったのでしょうか。江戸時代(えどじだい)ごろからの記録(きろく)をもとに、調べてみましょう。
(1) 用水路(ようすいろ)をつくって水を引(ひ)く
@ ため池(いけ)をつくって水を引(ひ)く
玉川村の東部は山が多く、森林(しんりん)におおわれていて、わき水や谷川(たにがわ)の水を農業用水(ようすい)として利用することができました。ところが西部の平らな土地では、長い間、水不足で大変困(たいへんこま)っていました。そこで、江戸時代(えどじだい)の終わりごろから次々とため池(いけ)がつくられ、その水を農業用水として利用してきました。
玉川村にはどんなため池があるのか、それはいつつくられたのか、下の地図(ちず)や年表(ねんぴょう)で調べてみましょう。ア ため池のある場所
※○の数字は、下の表の番号をあらわしています。イ 玉川村につくられたため池
番号 ため池の名前 つくられた年管理地区
1あら池 江戸時代末期 竜崎 2三ッ池 江戸時代末期 竜崎 3ぶどう池 明治初期 川辺 4待池 明治初期 岩法寺 5新池 明治初期 川辺 6松井田池(前池) 明時初期 川辺 7かけがね池 明治5年 小高 8なしのくぼ池 明治10年 小高 9中村池 明治19年 中 10二ッがま池 明治20年 小高 11吉太郎池(きじゅうたろう) 明治20年 岩法寺 12ひりゅう新池 明治27年 蒜生(ひりゅう) 13あいよし池 明治中期 小高 14こおり池 明治中期 竜崎 15大池 昭和2年 川辺 16新やしき池(がんんじゃ池) 昭和10年 岩法寺
※( )でよばれることもあります。
(ため池台帳)