平田村勢要覧 -009/031page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

「ジュピアランドひらた」の花壇(右半分)
平田村新総合計画
新しい世紀のプロジェクトが新しい希望をつくりはじめています。

自然と対話し、守る 共生の大地

 阿武隈高地の豊富な自然は、四季の移り変わりの美しさとともに、 限りない恩恵を与えてくれます。

 生命の源である水、水をつくる森林。源流のこの地域では、大昔か らその森林を守りつづけてきた誇りがあります。私たちは、これからも自然と対話し、先人から受け継いだ平田村の自然を、次世代に引き継がなければ…。 ここは自然と人の共生の大地。

世紀を越えたふたつのプロジェクト

◎ジュピアランドひらた

 「ジュピアランドひらた」は、蓬田岳山麓に広がる豊富な緑に囲ま れた自然の遊び場です。

 標高952m蓬田岳への登山、自然観察遊歩道、バーベキュー広場、 春の芝桜…。春夏秋冬それぞれの自然を体験し、学び・楽しむこと のできる、自然と人との交流空間です。

 また、自然と人・人と人の、新しい付き合い方・新しい出会いの拠 点となるのも「ジュピアランドひらた」です。

◎モルトランド構想

 「モルトランド構想」とは、蓬田岳山麓の冷涼な気候が蒸留酒の熟成 に適していることから、蒸留したての原酒をモルトランドに 寝かせ(熟成させ)、付加価値の高い商晶を開発していこう という構想です。

 また、蒸留酒に限らず様々なものが試験貯蔵され、熟成について の研究が進められています。

「ジュピアランドひらた」の地図
・ジュピアランドひらた/蓬田岳山麓の16.7haの国有林野に広がる住民の憩いとやすらぎゾーン。シンボル広場、自然観察遊歩道、芝桜など、すぐれた自然を活かした施設が、平田の四季とやさしいハーモニーを奏でます。

資源を活かす 創造の大地

 自然、人、伝統が息づき、文化が生まれる…。その一⊃一つが限りな い可能性を秘めた平田村の大切な資源です。知恵と情熱で磨きを かけて、さらに新しい価値へ。

 近年の交通体系の著しい進展は、平田村に新しい地の利をもた らし、平田村の資源は、さらに魅カを加えて、いきいきと輝きだしま した。ここは平田村、豊かな資源が素材の創造の大地。

 平田村に隣接する福島空港は、平成11年に国際空港化と滑走路 2,500m延長を実現し、人・モノ・情報の交流を一段と進展させ ました。また、トライアングル・八イウェイ構想も着々と進行し、平 成7年に着工されたあぶくま高原道路は、平成13年3月に一部開通 が予定されています。このように、高速交通の整備が進むことで、他 地域とのネットワーク化はさらに充実したものとなり、平田村の交 通の利便性は飛躍的に向上し、あぶくま地域の新しい役割に期待 がかかっています。


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は平田村に帰属します。
平田村の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。