平田村勢要覧 -010/031page
新しい知識をいかす 交流の大地
新世紀プロジェクトが動き出した。
お互いの個性を尊重し、交流のなかから、新しい時代の活力は生れてきます。住民が集い、世代や地域を越えて語り合い、広域ネットワークのもと、村と町と市が結び付き、新しいコミュニティを形成する…。「交流」は豊かな村づくりへ向けて新しいアイデアや知恵を生み出すキーワード。そしてここは、先取りの気性あふれる交流の大地。
◎阿武隈地域総合開発
・地域の優れた特性を生かした個性的で魅力ある地域づくりを進めます
・地域の自然資源、文化資源、人的資源を生かした人的交流、物的交流、情報交流など、多様な交流による地域づくりを進めます。
・政治・行政・業務機能、研究開発機能等の地方分散の受け皿づくりを進めます。特に新しい国土軸を先導する「あぶくま新高原都市構想」を積極的に進めていきます。◎あぶくま新高原都市構想
5つのゾーンを設定した施策の中で、阿武隈地域の中核拠点として、新しいライフスタイルの創造を目指す「あぶくま高原都市ゾーン」。本村もその一部に属し、各種プロジェクト等を推進し、自然と都市機能が調和、共生した広域的な都市の形成を図ります。
◎21世紀FIT構想
多極分散型国土のモデル地域づくりとして注目を集めるのが、福島(F)・茨城(I)・栃木(T)3県にまたがるFIT構想。この圏内に、先端産業の生産と研究開発の拠点、快適な居住環境、自然を生かしたレジャー空間を形成し、首都機能を補完します。
◎広域農道整備事業
本村を縦貫する農道で国道49号を起点に、浅川町までを結ぶ全長32.8Km、道幅7〜8mの幹線。この広域農道の整備により、農業生産から出荷まで一貫した体制を確立した効率的・組織的営農や、福島空港を利用したフライト農業などが可能になります。
◎トライアングル・ハイウェイ構想
まもなく一部区間開通予定のあぶくま高原道路は、東北道・矢吹ICと磐越道・小野ICを結び、郡山を起点に三角形を描く形で県南地区の高速交通体系を築きます。福島空港にアクセスするのはもちろん、沿線地域の活性化や他地域とのネットワーク化も十分期待できます。