平田村勢要覧 -014/031page

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■着実に進む農道整備

 生産基盤の整備を図る本村は、広域農道の早期完成と一般農道の整備を推進。平成12年度には基盤整備促進事業で空釜地区農道整備事業が完了しました。  また、ふるさと農道緊急整備事業を村内6地区で進めています。

整備された農道

■むら自慢づくり30人衆委員会

 本村では、むらづくり総合振興対策事業の一つとして、「むら自慢づくり30人衆委員会」を設置し、活カある豊かな農村地域づくりを積極的に進めています。このむら自慢づくり30人衆委員会は平成6年に発足し、農業のそれぞれの経営部門から代表を選び、村長が委嘱するものです(任期は2年)。委員会活動では、座長を中心に話し合い、村の産物を最大限に生かした特産品づくりで、村の農産物等のイメージアップを図るなど、村の活性化に結びつく事業を展開しています。

むら自慢づくり30人衆委員会の活動

■農業基盤

 葉たばこ・畜産は、水稲と並び本村農業の基盤として欠くことの出来ない産業となっています。

 葉たばこは、村の基幹作物の一つとして古くから定着し、現在でも在来種・バーレー種が合わせて約100ヘクタールが作付されており、生産農家が一丸となった栽培・管理体制により、良質の葉たばこが生産されています。

 和牛・乳牛共に県内でも有数の頭数を誇る畜産は、農業従事者の年齢や規模に合わせた無理のない飼育が出来ることもあり、水稲・葉たばこと合わせた複合経営がされています。素牛改良も積極的に行われており、優れた血統を持つ雄牛の県外からの導入や、受精卵移植等による新しい産子の生産手段の研究が進められています。

 また,葉たばこ・畜産はそれぞれ村の基幹作物の一つとしてだけではなく、農家間のコミュニケーションを図るための潤滑剤としても、重要な役割を果たしています。

畜産の様子

■幼稚園児「いも掘り大会」

 毎年10月に平田村農業青年会議所が主催して鴇子の平田農園で実施しているこの「いも掘り大会」は、村内幼稚園児に農作物収穫体験通じ、人と人、人と土のふれあいの場を提供し、農業のすばらしさを知ってもらい、地域農業の活性化を目指しています。

幼稚園児の「いも掘り大会」


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