三春の自然-033/070page

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(2)神垣山
ここ、神垣山には、三春大神宮の社殿があり、神明宮とか神明様とよばれている。
大神宮は元禄2年(1689年)に創建された神社だけに、社をとりまく樹木には、名木・大木がたくさんある。
石造りの大きな鳥居をくぐり、社殿につづく石段を上がっていくにつれて、右側にはシラカシ、見上げるほどのイチョウの大木やヤマモミジが見られる。左側にはヤマモミジの葉より小さな葉をつけたイロハカエデが数本茂っている。太陽の光に照らされたこの茂みを見つめるとき、その美しさは、かくべつである。
石段を登りつめた頭上にはオオズミ(ヤマナシ)の木があり、実が熟す季節ともなると、'訪れる人によい香りをかぐわせる。
拝殿の右側には、ひときわ大きなシラカシの木が目につく。境内に数本自生ている中でとくに注目される大木である。(幹のまわり約1.8m、高さ約20m)
シラカシは、常緑広葉樹として、この辺では神垣山のほかにも自生
シラカシ
シラカシ

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