三春の自然-035/070page
(3)芹ヶ沢公園
県道(三春・門沢線)から右へ、芹ヶ沢公園へつづくなだらかな道を登るにつれて、大木こそ見られないがコナラ、モミジ、ヤマウルシ、ウリカエデなどの木々が自生している。
初夏の新緑のころや、紅葉の季節には、木の葉が色づき、訪れる人々の心をなごませてくれる。
広場にたどりつく手前の右側には、白っぽい木はだの五枚葉をつけたコシアブラの木が目につく。秋には広場のつきあたりのところには、高く茂ったナナカマドが赤い実をつけ、紅葉の美しさをいっそうきわだったものにしている。
広場からヤマウルシ、ハウチワカエデなどが茂る急な細い坂道をおりると、木々の間から光って見えた池がぽっかり姿を見せる。そこにはヒルムシロ、コウホネなどの水草やカキツバタなどが見られる。
この池には、コイ、マブナ、エビ、ヘラブナなどがすんでいる。
また、池のまわりには多くのアカマツが自生しており、木はだが美しく心なごむ散歩道
芹ヶ沢の池