三春の自然-058/070page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

地質のうつりかわり
地質時代の区分とその呼び名、及びその時代にあらわれて、化石となって残った生物を表にした。
もっとも古い化石は、約15億年前の始生代の地層から発見されている。
地質時代(数字1万年単位) 地表のできごと
新生代 第四紀(現在〜200) ○人類が発生し、進化発達した。 マンモス
マンモス
    沖積世(〜1) ○滝根鍾乳洞が形成された。吾妻安達太良ばんだい、ねこまなどの火山活動
    洪積世(〜200) ○阿武隈高地以西グリーンタフを伴う火山活動
第三紀(〜600) ○ホ乳類が発達した。周辺部と陸つづき。
    新第三紀 ○阿武隈山地は島つづき。
    古第三紀 ○常磐地方は入江になった。
中生代 白亜紀(〜1億4千) ○双葉地方は海底になる。カコウ岩ふきあげる、しゅう曲うんどう アンモン貝
アンモン貝
○大形のハ虫類がほろびる、ハ虫類が多くなる。
ジュラ紀 ○アンモン貝や鳥、植物がさかえた。
    (〜1億9千) ○双葉地方海底になる。地かくの変動
三畳紀(〜2億3千) ○大形のハ虫類がさかえる キョウリュウ(は虫類)
キョウリュウ
(は虫類)
フズリナ
フズリナ
○地かくの変動
古生代 二畳紀(〜2億8千) ○セキツイ動物があらわれる。
○カコウ岩がふきあげる。
石炭紀(〜3億4500) ○コン虫やハ虫類があらわれる。
○石炭になる植物がさかえた。フズリナがさかえた。
○中国南部、トルコに続く海底になる。
デボン紀(〜3億9500) ○陸生植物が多くなった。両せい類がさかえた。 リンボク類 リンボク類
○オーストラリアやシベリアに続く海底となり石灰岩がたいせきした。
シルル紀(〜4億3000) ○肺魚類があらわれた。 直角貝 直角貝
オルドビス紀(〜5億) ○魚類があらわれた。 甲ちゅう魚
甲ちゅう魚
○オーム貝や筆石などが発生した。
カンブリア紀(〜6億?) ○貝類があらわれた。
○三葉虫その他の海の動物が発生した。 三葉虫
三葉虫
先カンブリア紀(〜25億?)

福島県教育センター「中通り・会津の地層と川原」 平凡社「国民百貨大辞典」 保育社「岩石・鉱物図鑑」などを参考にして編集委員が作成

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は三春町教育委員会に帰属します。
三春町教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。