三春の自然-066/070page

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7、新しくできる三春ダム
水は、わたし達に欠くことのできないものの一つである。川はまた、飲み水はもちろんのこと、たんぼに引く水も、川魚漁も、そして交通などに使われてきており、昔から人間の生活に深くかかわってきている。
近代的な都市や、おおきな工場では大量の水を使うので、そのための水源地をつくる必要がおきてくる。
いっぽう川は、大雨が降れば洪水などでわたし達に災害をもたらしたりもする。
このようなことから、三春ダムをつくって、大滝根川や下流の阿武隈川の洪水を防ぐとともに、三春町や船引町そして郡山市に、水道用水や工業用水を送ることになった。
昭和43年に予備調査を始め、いろいろな問題もあったが昭和63年にはダム本体の工事に入った。平成6年には完成の予定である。
三春ダム予想図
三春ダム予想図

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