三春の歴史-035/52page

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○真照寺

水ばしょうの咲く寺として有名です。
秋田氏が、願かけのために建てた寺とされています。
江戸時代の初めのころの仏像が数多く残されています。
本堂の左手にある入母屋造りの堂は、江戸時代の中ごろに再建されたものです。
江戸時代の中ごろには、三春町の村々に25社の神社がありました。
城下町の祭礼には、近くの村々から大勢の人々が集まりとてもにぎわいました。
たくさんの商人が集まり、出店も出てにぎやかでした。

○三春大神宮(神明宮)

元禄2年(1689年)、三春藩主秋田輝季によって、貝山字岩田から現在のところに移され、三春藩の神社とされました。当時は神明宮といわれていました。
ここには、当時の絵馬がたくさん保存されています。
また、美しい白馬像も奉納されています。

○田村大元神社(大元帥明王社)

田村義顕が、守山の山中から移した神社ですが、江戸時代にあっても、三春藩領を守る神社として、人々は豊作を祈り、感謝のお祭りでにぎわいました。
明治12年に、田村大元神社と名を変えました。
江戸時代と明治時代につくられた美しい建物には多くのすぐれた彫刻がほどこされています。

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