三春の歴史-040/52page

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学校に弁当を持っていけない子どもも多く、困難な生活が続きました。
太平洋戦争でなくなった三春町の人は、約700名にもなりました。

(4)新しい町づくり

昭和30年4月1日に、それまでの三春町と御木沢村、中妻村、中郷村、沢石村、要田村の1町5村が合べいして、新しい三春町になりました。
その年の11月には、岩江村の一部も合べいしています。
町村合べいは、国や県の方針にもとづいて行ったことですが、地方の財政をたて直し、経済的に発展するために全国的に実施しました。
三春町が現在のすがたになるまでには、約10年位かかりました。
平成7年11月3日に、三春町の町村合べい40周年をお祝いして、全町あげての記念式典を行いました。
今、わたしたちの三春町は、人ロ2万人の新しい町づくりが始まりました。
古い歴史を持ち、祖先から受けついだ三春町民のほこりを大切に、新しい町づくりを目指して努力しています。
これからは、わたしたちが新しい三春の歴史を作っていくのです。

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