農業副読本編さん事業 社会化資料 滝根町の農業 - 011/024page
滝根町全体の世帯にしめる農家の割合(農家率)を調べてみると年々へってきており、1985年では45.2%となっています。しかし、福島県の1985年の農家率は24.1%なので、これにくらべると高くなっています。
イ 専(せん)業・兼(けん)業別農家数のうつりかわり
専(せん)業・兼(けん)業別農家のうつりかわりを調べてみると、専(せん)業農家は、1970年(昭和45年)から急に少なくなっています。とくに、1965年(昭和40年)から1975年(昭和50年)の10年間に、188戸少なくなっています。このため農家数にしめる割合は1965年の45.7%から、1975年は18.3%と低くなりました。このことから滝根町も兼(けん)業農家がふえてきたといえます。
兼業農家のうつりかわりを調べてみますと、1970年以降(いこう)は年々ふえています。
このうち農業を主にしている第一種兼(けん)業農家はへってきているのに対して、農業以外の仕事が主となっている第二種兼(けん)業農家はふえて、1985年(昭和60年)には全農家数の55.6%をしめています。