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諏訪神社のあかぎ
諏訪神社のあかぎと六郷清水 町指定天然記念物
昭和五十年八月一日指定
広瀬蟹内地内に小野六郷六諏訪の一つとされる広瀬諏訪神社があり、石造りの鳥居の脇にあるのがあかぎ(イチイ)である。このイチイは、福島県緑の文化財第一四二号に指定されている。推定樹齢四〇〇年、樹高約一〇b、胸高周囲○・五〜一・一b(四本)、全体の枝張り十二・八bある。
このイチイの根元には泉があり六郷清水と呼ばれ、現在でも清水が湧いている。
その昔、坂上田村麿が蝦夷征伐のため、この地に来たときに、自らこの清水を汲み渇きをいやしたといわれ、さらに小野篁がこの清水を小野六郷清水と名付けたという伝説がある。
所在地 滝根町大字広瀬字諏訪
所有者 諏訪神社