あぶくま洞・入水鍾乳洞-006/030page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

鍾乳洞の中には 1)
鍾乳洞って何んだろう?
地底で育つ謎の生物みたい。
鍾乳洞の中には
●石筍
天井から水滴が洞の底に落ちると、水滴の中に残っている炭酸力ルシウムの大部分が結晶になって残ります。水滴は広がり、その中心部にいちばん多くの結晶ができ、これが高さを増して石筍となります。
●石柱(いしばしら)
天井からのびるつらら石や鍾乳管と石筍が成長し、上下がつながります。これを石柱といい、形はいろいろでふつう石筍が伸びてきたものが美しい形とされています。
●カーテン
天井の傾斜をつたわってしみ出した水が筋になって流れてゆきます。流れながら炭酸ガスを放出し、炭酸カルシウムの結晶をつくり、その結晶は岩面に直角な方向に並び結合して薄い膜状のものとなり、成長を続けます。

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は滝根町教育委員会に帰属します。
滝根町教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。