大越町町勢要覧 -011/026page

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【工業】

若い活気にあふれた職場で毎日を楽しんでいます。

佐久間 健さん(大塚ポリテック株式会社勤務)
佐久間 健さん
大塚ポリテック株式会社勤務

私が勤務する「大塚ポリテック」は自動車のゴム部品製造会社で、ここで働く人はほとんどが地元出身者です。これからゴム部品製造の技術を、医療用品の生産にも生かし、事業拡大を考えているだけあって、若い人も多く、社員教育や生涯教育にも積極的。職場環境には恵まれていると思いますよ。同年代も多いので、飲みにいったり、休日に遊びに出かけたりと、仕事を超えた付き合いもよくあります。仕事外でいえば、毎年恒例になった「納涼夏まつり」は大好きです。郷土色豊かな、町外にも誇れるイベントだと思います。地元で働く人間として、仲間とも積極的に参加しているんです。ぜひ長く続けてほしい祭りですね。

【教育】

子どもたちのパワーはすごい! 私の方が元気をもらっています。

寺島 素子さん(上大越小学校1年担任)
寺島 素子さん
上大越小学校1年担任

以前は福島市に住んでいて、転勤で大越に来ました。この町の人達はみんな明るくてあたたかいですね。学校の先生方もそうですし、子どもたちのパワーといったら「もう!」とあきれてしまうくらい。それに自然がたくさんあるでしょう。たとえぱ理科の屋外授業などは、直接自然に触れながら説明したりできます。都市では考えられないことですよ。私が担当している1年生は、23名。一人ひとりの生徒たちに対して、より身近でいられることが、教師として嬉しいことのひとつです。何かで落ち込んだりしても、豊かな自然のなかで、のびのびと過ごす子どもたちの顔を見ていると吹き飛んでしまいます。私の方が、毎日元気をもらっているという感じです。

【環境】

町の環境を守るこの仕事に誇りと自信をもっています。

白石 光男さん(自営業)
白石 光男さん
自営業

ゴミ収集業をはじめて、もう12年になります。現在は町からの委託で、町内すべてのゴミを集め処理場まで運ぶのが主な仕事。大変なこともありますが、私自身動いていることが好きですし、町をきれいにするという誇りと自信を持って、毎日一生懸命に働いています。この町は、都市部にくらべればゴミは少ない方だと思います。でも道路に投げ捨てられた空きカンや空きビンは、残念ながら絶えません。町の環境をさらに良くするためには、行政側の対策だけでなく、ここに住む人や、訪れるすべての人の、環境に対する意識も大切だと思います。そのために、何ができるかを町民一人ひとりが自発的にアイデアを出し合えるようになればと考えています。

【福祉】

自分にプラスになるボランティア交流の輪が広がればいいですね。

白石 あけみさん(主婦)
白石 あけみさん
主婦

うちで、体の不自由なおばあさんの世話をするようになってから、介護ボランティアに輿味がでてきて、今では3ヵ月に一度、ひとり暮らしのお年寄りの食事の世話をさせていただいています。町のボランティア組織は、まだまだ十分とは言い切れませんが、農家の方、会社勤めの方、お店をやっている方など、皆さん仕事を持ちながら積極的に活動に取り組んでいらっしゃいます。ボランティアは、いろいろな人と出会えて、自分にとってもプラスになるし、帰宅してから、その日の出来事をおばあさんに話してあげるのも、楽しみとなっています。ここには高齢者生活福祉センター「みどり荘」がありますし、これからますます住みやすい町になりますね。


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