わたしたちのむら西郷-075/134page
2)おじいさん・おばあさんが,子どものころ
太平洋戦争が始まったころ,西郷村の人々は,どんなくらしをしていたのでしょう。
男の人の多くが戦争に行き,人びとの生活も苦しくなりました。
食べ物がふそくし「ぜいたくは,てきだ」と教えられました。
60年前ごろ自動車
〔かおりさんのとなりのおじいさんの話〕
自転車や乗合自動車が走るようになったが,ほとんどの家は,やせうまやしょいかごで荷物を運んだんだよ。
白河まで荷物を運ぶのは,馬や牛の仕事だったのさ。村には,いろいろな所から行商人が,薬やなべなどを売りに来ていたな。(昭和20年ごろ)
やせうま
しょいかご
x山の薬売りの話を聞いたことがあるよ。