中島村村勢要覧 -011/017page
welfare・health
福祉・保健やさしい心、
伝わる。ふれあう。
福祉活動の拠点
本村の高齢化は全国平均を5〜6年 先行する形で進行しており、65歳以上 の人口の占める割合は昭和45年から平 成7年までに407人から879人と2倍 以上に増加しています。
総合福祉センター今後、高齢化がますます進む21世紀 に向けて、誰もが健康で生きがいを持ち 安心して生涯を過ごすことのできる長 寿・福祉社会の基盤づくりが急務となっ ています。
本村では、デイサービスなどの福祉活動 の拠点として温泉娯楽室を備えた総 合福祉センターの活用を推進するとと もに、在宅介護支援センター(平成11年 度新設予定)を整備し、福祉サービスの 整備充実を図ります。
また、ヘルパー、保健婦、福祉職員な どの人的確保やサービスの拡充を図っ ていきます。
あらゆる福祉サービスを
展開高齢者または障害者が、いきいきとし て、できるだけ住み慣れた地域や家庭で 生活していけるようホームヘルプサー ビス事業を実施し、一人暮らしや寝たき り状態にあるお年寄りや身体障害者の 家庭にヘルパーが訪問して、家事や介護 などのお手伝いをします。
また、デイサービス事業では、リフト バスなどで送迎し、日帰りで入浴・食事 や日常動作訓練を行っています。また、 家族の介護のみでは入浴が困難な家庭 に移動入浴車を派適したり、一人暮らし のお年寄りや老夫婦世帯に栄養指導を 目的として給食を配食するサービスも 行っています。
健康づくりと
村民1スポーツ純農村であった本村にも、都市化の波 が押し寄せ、経済的、時間的なゆとりが 増加し、村民の健康増進やスポーツに対 する関心が年々高まっています。
村では各種検診の受診率の向上を図 り、生活習慣病の早期発見、治療に努め るとともに定期受診への理解を広く深め ています。また、検診の事後相談訪問指 導等により、本人と医療機関、そして村 とのネットワークが強化されています。
村民が心身ともに健康で明るい生活 が送れるように、村民の自発的な精神衛 生、食生活改善、体力増進のため、「ファ ミリーハイキング」「料理教室」「スポー ツまつり」「健康福祉まつり」などの各 種事業やイベントを実施し、健康運動の 啓発と推進を図っています。