中島村村勢要覧 -012/017page

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agriculture
commerce and
industry
農業・商工業

太陽の輝きが、
喜びに変わる。

21世紀にさきがけ、
近代化すすむ「農業」

米収穫

 昭和35年度から48年度にかけて、い わゆる農業構造改善事業による水田の 圃場整備、用水対策などの基盤整備が完 了しました。昭和48年度からは、当時と しては東北初の「農村総合整備モデル事 業」の実施場所として指定され、農業に よる高水準の生産・農村生活環境の整備 などを積極的に推進し、稲作を中心とし た農業生産を展開してきました。

 その後、転作や兼業農家の増加、経営 者の高齢化、後継者不足など農業形態の 変化によって、水耕施設の導入や農業機 械の大型化により農作業の省力化と農 業の低コスト化を実施し、農業経常の合 理化を図っています。

花の新たな魅力
「花・緑化木」

花(栽培風景)

花(拡大)

 転作の推進により水田にハウスが 建ち並ぶ風景が所々に見られるよう になりました。ハウストマト「桃太 郎」の栽培をはじめとする野菜生産 額が米を上回り、農業所得も県内上 位にランクされております。

 また、本村は苗木の特産地としても知 られていますが、近年はシクラメンなど の鉢もの類や花壇用の苗ものの出荷が めざましく、県内でもトップクラスで す。これからは、消費者の需要動向に即 した農産物の生産と産地づくりを図り、 後継者の育成や農業経営の安定化、活性 化を目指しています。

近隣とのアクセスも良好
すすむ企業化

工場内部風景

 東北新幹線新白河駅、束北自動車道矢 吹インター、福島空港、また主要地方道 棚倉矢吹線バイパスとトライアングル ハイウェイ構想の実現により本格的高 速交通時代を迎え、本村の工業活性化に きわめてよい条件整備が図られていま す。村民の所得向上、就業機会の確保・ 拡大による若者の定着化を推進し、活力 ある優良企業を誘致するとともに地場 産業の振興を促進します。


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中島村の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。