わたしたちの村 なかじま 小学校社会科学習用郷土読本 - 078/147page
電気・水道
むかしの家の明かりは、どの家でも「あんどん」を使っていました。明治になって、「石油ランプ」が使われるようになり、大正十一年(一九二二)に電灯(とう)がつきました。
家や学校で使う水は、それぞれの家ごとにわき水や川の水を使ったり、井(い)戸をほり、つるべで、水をくみ上げたりして使っていました。昭和の始めごろから、木や金ぞくのポンプで水をくみ上げ昭和三十年ごろから、電気の力で動くポンプが使われました。中島村では昭和五十一年より、今の水道が、村内にゆきわたるようになりました。