ふるさとの山野草-029/201page
はくさんはたざお(あぶらな科)
多年草で根生葉は羽状にさける。茎葉は倒披針形。総状花序に白花をつけ,花弁は長楕円形で4枚ある。
花期 4〜5月
草たけ 10〜30cm
生育地 湿地
○総状花序…クズやフジのような花のつきかた。
○果胞(かほう)めしべをつつむ袋状の器官。
○花序(かじょ)花のならび方。
○葉腋(ようえき)葉のつけ根の部分。
○倒披針形 葉の中央部より光の幅が広くなった葉の形。
はしりどころ(なす科)
葉腋に紫黄色の花を下向きにつける。花冠の先が浅く5裂する。
毒草で食べると苦しんで走りだすという。
花期 4〜5月
草たけ 30〜60cm
生育地 山の林の中
○根生葉…根ぎわからでている葉。
ひめかんすげ(かやつりぐさ科)
多年草で春早く数本の茎を出し先端に小穂をつける。果胞は淡黄緑色,常緑のスゲ。
花期 4〜5月
草たけ 20〜30cm
生育地 林の中