ふるさとの山野草-150/201page
しおん(きく科)
○紫苑とかき,栽培される。
多年草で,茎や葉にあらい毛がありざらつく。茎の上部で枝わかれし,花径3cm位の淡紫色の頭花を多数つける。昔から根をせき止め薬として利用されている。
花期 8〜10月
草たけ 100〜200cm
生育地 栽培
あきのきりんそう(きく科)
多年草で頭花は黄色,初夏に咲くキリンソウに似ていて秋に咲くことと,中国の伝説に出てくる胸が黄色で,頭に肉厚の角が1本ある動物に似ているのでこの名がついた。
花期 8〜10月 草たけ 30〜80cm
生育地 野山の草原,丘陵地
しろよめな(きく科)
体全体に毛が少なく葉はうすくて少し大型,基部はせまく茎を抱かない。花は白色。
イナカギクとよく似るが,シロヨメナは関東以北のものといわれる。
花期 8〜10月
草たけ 60〜100cm
生育地 日あたりのよい山野