社会科学習資料 第3・4学年 わたしたちの村 ひがし - 059/106page

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 東村のちかくには国道289号(ごう)線(にいがた市から白河市、たなくら町をすぎていわき市)や国道118号線(水戸(みと)市からたなくら町、あさ川、石川、すか川市をすぎて郡山市)があります。

 矢吹たなくら線に「旧道入口(きゅうどういりぐち)」というバスていりゅう所(じょ)があります。この旧道(きゅうどう)というのは釜子じんや時代の村えずにある白川道をさしています。今バスが通っている道は、昭和のはじめごろ山を切(き)り開(ひら)いてつくられた新道(しんどう)です。もとの道は新道(しんどう)のすぐ西がわにある山道を大黒(だいこく)町に通じています。

 また若栗(わかぐリ)の鹿島神社(かしまじんじゃ)のすぐ下をはば1間(けん)(やく1.8m)の山道が通っています。この道がもとの道でつつみにぬけていたのです。

そのころの主な交通図

 

B 道しるべ

 白河市の東にそうぎもどしのひがありますが、すぐそばに「右たなくら左いしかわ」の石の道しるべが立っています。そこから左へ双石(くらべいし)をすぎて、五箇小学校(田島(たじま))までくると、大正10年(1921)に立てられた里程表(りていひょう)があります。それにはつぎのようにきざんであります。
 「白河へ1里(り)22町(ちょう)10間(けん)、石川町へ4里(り)16町(ちょう)42間(けん)、棚倉(たなくら)へ4里(り)1町(ちょう)46間(けん)」


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