社会科学習資料 第3・4学年 わたしたちの村 ひがし - 099/106page
をきり開く仕事にせいを出しました。子どもたちもよくはたらき、子もりや農作業の手つだいのほか、ふろたきやすいじもしました。このように親も子も1年中土地をきり開く仕事にあたりました。
A 生活のようす
(ア)、きり開いた土地には、陸稲(おかぼ)、そば、じゃがいもを中心に、あわ、とうもろこし、大豆、小豆などをつくっていました。しかし、土地がやせていたので10アールあたり陸稲で1〜2俵位しかとれず、大豆・小豆などもだいたい同じくらいでした。
(イ)、住む家は、杉皮ぶきの家で、かべも荒かべのような家が多かったたようです。
(ウ)、食べものは、米はじゅうぶんでなかったので、いろいろなものを食べました。B 使った道具
●く わ―はたけをたがやす。
●唐ぐわ―木の根をほりおこしたり、深くほる。
●なたがま―枝打ちしたり、しのをきったり、細い木の根をきる。
●草刈りがま―作物をかりとったり、草をかったりする。
●せおいかご―竹でつくられ、物をはこぶ。
●やせうま―木になわをあんでつくったもので、物をはこぶ。
●金(かな)くまで―開こんしたとき、こまかい木の根やしのがらななどを集める。
●とうみ―手で風をおこし、もみなどよりわける。
●ふるい―丸い木わくに金あみがはられ、大小にくわけする。
●むしろ―収かくした作物をほすのにつかう。