大信村村政要覧 -020/028page
爽やかな笑顔が広がるたいしんの創造
【教育・文化】
いつまでも、
心豊かなふるさとづくり。学校・家庭・地域が連携し、いつでも、ど こでも、誰でもが、相互に教え、学び合う。 村民一人ひとりが村の歴史や文化を大切 にし、その上で村の将来を語り合う―。 地域全体が、そんな望ましい学習の場に なることを目指して、村では積極的に生 涯学習活動を推進しています。
その拠点となるのが、平成7年に設け られた『大信村生涯学習推進本部』です。 ここでは、時代の動きやニーズを的確に 把握しながら、英会話教室やパソコン教 室など、さまざまな学習の場を村民に提 供しています。義務教膏についても、生涯 教育の一環としてとらえ、村内の3つの 小学校と一つの中学校・幼稚園では、知・ 徳・体の調和のとれた心豊かでたくまし い児童生徒の育成を目指すとともに、一 人ひとりの個性を尊重し、基礎・基本を重 視した教育の充実を図っています。
さらに当村が芥川賞作家「中山義秀の 生地」である誇りを後世に伝え、心豊かな ふるさとづくりにつなげたい―と文学 賞の制定、作文コンクールなどの事業を 行っています。
生涯学習と地域リーダーの育成を目指す夢創塾「ごんたくらゼミ」【保険・福祉】
健康な笑顔が、
むらの宝物。「いつまでも、健康で長生きしたい」と いう村民共通の願いを可能にするために は、村民自身の健康の自己管理、節度のあ る生活、健康スポーツの実施などが欠か せません。村では、『飲マンデー(適正飲酒) 運動』や『8020運動』の実践などによ り、「守る健康からつくる健康へ」という 意識を高めながら、保健・医療体制の充 実・強化を進めています。
高齢化の進む現代、高齢者の健康問題 は、当村でも大きな課題です。そこで村は、 『大信村地域福祉センター』でディサービ スや介護講習会などを実施することで、 住み慣れた地域で高齢者がより快適に暮 らせるよう支援を続けています。
さらに、村では地域福祉センター周辺 一帯を『ふくしの里』と名付け、村民が世 代を越えて健康、医療、福祉、文化、スポー ツなどを通じて交流できる拠点として、 整備を進めています。