社会資料第3・4学年 わたしたちの村たいしん-063/105page

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3)伝説と民話
 大信村の伝説や民話は、むかしの人が美しい自然の中でたくましく生活したようすをあらわしたものが多く、大信村には30あまりの民話が残っています。


聖ヶ岩(伝説)
聖ヶ岩(伝説)
 ●その一
 康平年年間、源 義家が奥州征伐の時、権太倉の山の中に休みました。そのとき、馬をひいていた人があわてていて、義家の乗り鞍を忘れてしまいました。その鞍が石にばけてしまったと伝えられています。そして、「言の葉
の固く伝えし石もなく名のみなりけり権太倉山」という歌が残されていますが、作者は不明です。・康平年間(1058年〜1064年)

 ●その二
 1174年(承安4年)、源 義経が奥州平泉にくだるとき、この岩に休み、この山の美しさに心をうたれ、聖ヶ岩と名付け、不動尊を安置したと伝えられ、また郷土史には、大日如来がまつられてあったと記録されています。

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