塙町の文化財 -010/105page
塙町の概要
立地
塙町は福島県の南端に位置して、東は阿武隈山系を経て茨城県に接し、西は八溝の山々を経て栃木県に接し、西約二七・一キロメートル、南北約一九・五キロメートル、面積約二一〇・八六平方キロメートルの自然の美しい町である。
町のほぼ中央をJR水郡線と国道一一八号線が走り、阿武隈山系を水源とした渡瀬川と川上川が板庭地内で合して西流し、八溝山系に源を発する久慈川に大字塙地内で注ぎ南北に流れている。
人家は概して町内全域に散在しているが、大字塙が小規模ながら市街地としての形態を整えている他、八幡・川上・植田が大きな集落をなしている。
塙
(1)羽黒山城跡 (2)安楽時[山門・木造如来形立像・鐃釼・銅製古鏡] (3)愛宕神社[木造愛宕神社像] (4)出羽神社 (5)陸奥代官塙陣屋跡[塙代官所旧址碑] (6)子育地蔵堂[楠公絵馬・銅造地蔵尊半跏像] (7)向ヶ丘公園[桜・誕育家古碑・鉄道記念碑・寺西神社再興碑・寺西神社・煙草神社・忠魂碑・熊野神社・蚕養神社・稲荷神社・聖徳太子・歌碑・石燈篭・田中貢太郎句碑] (8)田中愿蔵刑場跡 (9)山野神社
上渋井
(1)上渋井遺跡 (2)上渋井薬師堂供養塔 (3)熊野神社 (4)石造板碑供養塔
堀越
(1)堀越金井館跡 (2)熊野神社