鮫川村勢要覧 -004/022page

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あるがままの自然に抱かれて。

季節の彩り。

The Samegawa Nature

村の木しらかば
村の木しらかば

国蝶オオムラサキ
国蝶オオムラサキ

阿武隈のおおらかな自然に抱かれた鮫川村には、ほかでは味わえない色鮮やかな季節の彩りが息づいています。
たとえば、冬の沈黙を破るように一斉に花開く「火打石のしだれ桜」の紅と青空のコントラスト。萌葱色に輝く「鹿角平」の若草と白樺林の白。天を仰ぐようにそびえ立つ 「西山のイチイ」と木洩れ日。水しぶきをあげて流れ落ちる「江滝田の滝」と錦の紅葉。そして山も、民家も、牧場もすべてをおおい隠す白い冬。
私たちは、この季節のうつろいに合わせて田畑を耕し、牛を育て、森を守りながら日々の糧を得てきました。そしてこれからも、先人たちが守り育ててきた季節の彩りを 絶やすことなく、自然を守っていきたいと思います。なぜなら、鮫川に残るあるがままの自然こそが、21世紀を生きる子どもたちにとって、かけがえのない財産になるか らです。

火打石のしだれ桜
火打石のしだれ桜

天狗橋
天狗橋

強滝
強滝

紅葉の木々
紅葉の木々

    
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鮫川村の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。