わたしたちの会津若松市〔第4学年〕-056/071page
水のためにくずれてしまったこともありましたが,豊助はくじけませんでした。
水路のはばを広げ,深くほる工事のようす
●この工事で,特にたいへんだったのは,飯盛山の洞門ほりでした。豊助は,地形や地質を調べ,土地の高さを何度もはかり,地図を何まいも書きました。
●じしゃくで方向をたしかめながら,くわやもっこ,石のみなどを使って,わりあいやわらかい岩をほりすすみました。暗い洞門の中は菜種油をもやして明るくしました。
●3年間,のべ55,000人の人手をかけた戸ノロぜきを直す大工事は,こうして終わりました。
飯盛山の洞門ほり