北会津村の文化財第23集 -020/027page
一弐拾参人 下茅津村
一六人 細工名村
一弐人 塚原村
壹人上茅津より
〆三拾壹人 坂下組一弐拾七人 上茅津村
一三拾六人 中茅津村
〆六拾参人 牛澤組
合五百人 四ヶ組
右之通四ヶ組御定人足高
書上申侯以上
中荒井村堰役
寅三月
小森利八以上の通り四ヶ組御定人足高が示されているのを見ると、思い堀や麻 生堀の水下郷村は原則的には戸数割になっているが、割当高は少ないも のの富川堰関係者も含まれていることがわかる。
(参考資料)
新編会津風土記
中荒井組土地帳(書上げ帳写し)
北会津村誌
会津の堰(会津史学会編)
小森五良家文書
なお、思い堀の流路については、斉藤正喜 氏や小林幸雄氏に御協力をいただきました。