北会津村誌 -129/534page
北会津村農業改善事業実施計画図 クタールあって、その畑地率は二五・二パーセントと比 較的高い。これを山林・原野などの計一一七・三ヘクタ ールを耕地として、水田面積を一、四一九・三ヘクタール の五〇・五パーセント、畑地を四七三ヘクタールの二三 パーセントくらいに押えたいというのが目標である。 この実面積割合は算出方法、事業の進み具合によって も、いくらかの変動をつづけるであろうが、既に相当の 雑木林が伐り開かれ、面目を一新している現況である。 これに地下揚水施設・動力耕耘機の購入など、特にこの 協同機械化による経営面の改善も逐次見えはじめてい る。米麦生産流通合理化のモデルプラントが北会津村の真 只中にそびえ立ち、農業構造改善による、次の農業経営 の画期的発展ののろしをあげているようにさえみえる。 その事業の概要をなお一覧表にしてみると、次のようで ある。