わたしたちの郷土 河東町 -002/161page
御礼の言葉
福島県河東町長 栗城 春夫
河東町は私の町長就任(しゅうにん)と同時(どうじ)に、小・中学校にコンピューターリテラシーと英会話(えいかいわ)、郷土理解(きょうどりかい)について学習の機会(きかい)を設(もう)けてきました。
県内でも先駆的(せんくてき)なこの事業(じぎょう)も、国のIT政策(せいさく)の推進(すいしん)により、ようやく軌道(きどう)に乗(の)ってきたところであります。
これが3年目に入り、こうした事業を支(ささ)えてくださった、会津大学の村川久子教授(きょうじゅ)や第3セクター会津リエゾンオフィスのご協力のもと、郷土理解に関(かん)して英文(えいぶん)と日本文対訳(たいやく)の教材(きょうざい)の作成を考えておりましたところ、とき同じくして、本町の西屋敷集落(しゅうらく)にありまして区の事菜として白川勇雄編集委員長(へんしゅういいんちょう)を中心とする集落編集委員会が誕生(たんじょう)し、集落の歴史(れきし)とルーツを見つめ直(なお)すこととなり、あわせて各種(かくしゅ)事業の展開(てんかい)となりました。
そこに、福島県会津地方振興局(しんこうきょく)が担当(たんとう)する「地域(ちいき)づくりサポート事業」が相重(あいかさ)なり、子供たちへ早い機会に郷十理解教材が届(とど)けられることとなり、心から感謝(かんしゃ)申し上げるところとなりました。
これからは、この教材を活用(かつよう)し、町の子供たちが国際理解(こくさいりかい)に秀(ひい)でた社会人として立派(りっぱ)に育って行くことを期待(きたい)し、今回(こんかい)ご尽力(じんりょく)戴(いただ)いた関係者各位(かんけいしゃかくい)に感謝(かんしゃ)申し上げ御礼(おれい)の言葉(ことば)といたします。
平成13年2月吉日