わたしたちのきょう土 磐梯町 -000-03/116page

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発刊(はっかん)にあたって

磐梯町(ばんだいまち)は,北東(ほくとう)に「会津磐梯山(ばんだいさん)」と民謡(みんよう)にもうたわれている磐梯山(ばんだいさん)を仰(あお)ぎみることができ,そのふもとからは国の名水百選(めいすいひゃくせん)にもえらばれた「竜ケ沢(りゅうがさわ)」をはじめ,きれいで豊(ゆた)かなわき水のある美しい自然(しぜん)に恵(めぐ)まれた町です。

また,徳一(とくいち)によって開かれた恵日寺(えにちじ)は,会津仏教文化(ぶっきょうぶんか)のはじまりといわれ,磐梯町は古くから会津の文化の中心地として栄えました。

わたしたちの祖先(そせん)は,農業(のうぎょう)をさかんにし,工業(こうぎょう)や商業(しょうぎょう)を発展(はってん)させるため,たいへんな努力をしてきました。

この副読本は,みなさんがふるさとである磐梯町のことをよく知り,ふるさとに誇(ほこ)りをもつ人になっていただきたいと願って発刊(はっかん)しました。

みなさんは,この本を使って学校で勉強するとともに,この本にのっている磐梯町のようすを家族(かぞく)の人と話し合ってみてください。

そして自分自身でも家のまわりや昔から伝(つた)わっていることを調べるよう希望します。そして,やがてみなさんが「磐梯町民憲章(けんしょう)」にある町づくりのために活躍(かつやく)できる人になってくれることを心から願っております。

最後に,この本を発刊するにあたって,多くの方々(かたがた)からご協力をいただきましたことを心から感謝申し上げます。

 平成5年3月31日

磐梯町教育委員会教育長 高橋定孝


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