わたしたちのきょう土 磐梯町 -017/116page

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3 磐梯町の農業

(1)田畑の広さとうつりかわり

磐梯町は,総面積の約63%が山林原野で傾斜(けいしゃ)地の多いところです。農地も大谷川にそったところに開けてきました。

昔は,水田を平らにするのがむずかしかったので,土地の高さにあわせてつくられました。そのため,形や大ききのちがう水田が大部分をしめて,トラクターのような大型機械はなかなか使えませんでした。

町では,農地をひろげ,仕事のしやすい水田や畑をつくるため,I965年(昭和40年)ころから開拓(かいたく)パイロット事業,農地開発事業,ほ場整備事業などを行なって,20アールと30アールの農地につくりかえました。また,トラックの通れる通路もつくったので仕事がとてもしやすくなりました。

このような仕事を実際に進めているのは,東部・中部では「布藤ぜき土地改良区」,西部では「磐梯西部土地改良区」です。

1991年(平成3年度)までに整備された面積は,水田577ヘクタール・畑263ヘクタール,合計840ヘクタールとなっています。

ほ場整備された後

ほ場整備される前

ほ場整備される前と後の水田

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