磐椅王国 -000-01/034page

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−はじめに−


 私たちが暮らす猪苗代町は、古来より豊かな自然環境に恵まれながら多くの人々が移住し、社会や文化を育成してきた地域です。ここには史跡や天然記念物、埋蔵文化財など数多くの文化財がみられ、昭和二十五年に制定された文化財保護法や町条例によって、その保存と管理・活用が図られてきました。

 現在町内には会津藩主松平家墓所や見袮の大石などの国指定・登録文化財が10件、観音寺石造宝篋印塔や紙本墨書猪苗代兼載書八代集秀逸などの県指定文化財が11件、旧山内家住宅や三忠碑などの町指定文化財が38件あり、さらに大神遺跡や観音屋敷跡などの埋蔵文化財の登録は130ケ所に及んでいます。

 この『猪苗代町文化財探検マップ』は、町民の方々が地元にある文化財を理解し、祖先の足跡を尊び、郷土を愛する心を培うと共にこれらの貴重な文化遺産を新たな21世紀に伝えることを目的として作成しました。この冊子が家庭や職場、学校において広く活用され、町民各位における生涯学習の一助となることを期待すると共に本書の刊行にあたり関係各位からの多大なるご協力に対して心より厚く感謝申し上げます。

文化財の種類
文化財の種類

町の花・木・鳥


サギソウ
町の花/サギソウ

ナナカマド
町の木/ナナカマド

白鳥
町の鳥/白鳥
(昭和49年11月3日告示)


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掲載情報の著作権は猪苗代町に帰属します。
猪苗代町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。