磐椅王国 -004/034page
−天然記念物−
猪苗代湖(いなわしろこ)のハクチョウおよび渡来地(とらいち)(猪苗代湖北岸)
猪苗代湖の北岸(長浜〜志田浜)には、毎年2,000羽以上の白鳥が渡来し、10月上旬〜 翌年4月上旬まで滞留します。渡来する白鳥の大半は、ロぱしの先から目元にかけて黒 いコハクチョウとそれより体が一回り大きく、ロぱしの半分が黒いオオハクチョウの2種 類です。町では昭和四十年より「猪苗代湖の白鳥を守る会」が発足し、その保護に努め てきました。
この他湖には冬期にハクチョウと共にマガモ・コガモ・オナガガモ・スズガモ・キン クロハジロ・トモ工ガモ・ホオジロガモ・ミコアイサ・カワアイサ・マガン・ヒシクイ などが渡来し、留鳥のカルガモ・カイツブリなどとも合わせ、湖面を大いに賑わせてい ます。(国指定天然記念物)
猪苗代湖の白鳥渡来地
志田浜200羽 白鳥浜1,000羽 三城潟浜1,000羽 長浜100羽積雪がない時は周辺の田んぼにきて落穂を食べています。
−天然記念物− 白鳥は季節風に乗って北極沿岸より6,000kmにも及ぶ旅をして猪苗代湖にやってきます。