郷土読本 わたしたちのきょう土 猪苗代-079/112page

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4 かわってきた猪苗代町
1 学校のうつりかわり
わたしたちの学校は,いつできたのでしょう。学校には沿革誌といって,学校の歴史を書いた記録があります。これをみると,わたしたちの学校がいつ,どこに,どのようにしてでき,どのように変わってきたかがわかります。ここでは,千里小学校のことを例にして,学校のうつりかわりを調べました。
千里小学校のうつりかわり
125年前の学校 1873年(明治6年)に,今の千代田地区の安養寺に公立の嘉堂観小学校として,はじめての学校ができました。児童数は36人で,教室はお寺の本堂を使いました。先生は,お寺の住職さんなどで,いつもきちんと正座して学習していました。
1899年(明治32年)に,今の千里小学校のある場所に学校を建てました。そのころは,千代田尋常小学校といいました。千里尋常小学校という名前になったのは,1908年(明治41年)です。
当時の学校
当時の学校
100年前の学校 1899年(明治32年)に建てられた校舎は,外側の窓はガラスですが中は障子戸になっています。そのころ,ガラスはたいへんきちょうなものでした。また,校舎の二階の一部を,村役場に使っていたそうです。授業では,ノートのかわりに,石板というものを使っ

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